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呼吸器ジャーナル Vol.66 No.2: 症例から考える難治性びまん性肺疾患-病態と最新治療戦略 (日本語) 単行本 – 2018/4/24

臨床内科, 呼吸器内科学,本間 栄

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によって 本間 栄

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作者 : 本間 栄
コレクション : 臨床内科, 呼吸器内科学
ISBN-10 : 978-4260028899
フォーマット : 単行本
発行日 : 2018/4/24
本のタイトル : 呼吸器ジャーナル Vol.66 No.2: 症例から考える難治性びまん性肺疾患-病態と最新治療戦略 (日本語) 単行本 – 2018/4/24
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本特集では、びまん性肺疾患のなかで特に日常臨床で見逃してはいけない難治群について、病態と治療戦略を中心に、症例提示を交えながらその道のエキスパートにご解説いただいた。 特に,特発性肺線維症(IPF)は原因不明の特発性間質性肺炎の多くを占め、5年生存率30%以下という極めて予後不良の疾患で、合併する肺癌や急性増悪により死亡する例が多いため、基本的な治療法の確立とともに、このような合併症に対する治療法の確立が喫緊の課題である。 そこで、慢性期IPFの病態、薬物療法とその作用機序、非薬物療法(酸素療法とリハビリテーション)、急性増悪期の病態、最新の薬物療法の進歩とその作用機序、肺癌合併時の外科療法の適応と術後増悪の予防、化学療法の適応と限界について概説していただいた。また、臨床現場で混乱することが多い非特異性間質性肺炎、特発性分類不能型間質性肺炎の診断と管理、治療についてもご解説いただいた。 また、他の書籍では扱われることの少ない、上葉優位型肺線維症(PPFE)や肺胞微石症、閉塞性細気管支炎、ヘルマンスキー・パドラック症候群合併間質性肺炎といった稀少・難治性のびまん性肺疾患群や、難治性サルコイドーシス、稀少ではあるが見逃してはいけないリンパ脈管筋腫症、肺胞蛋白症についても概説していただいた。 本特集により、呼吸器を専門とする臨床医や後期研修医が臨床現場でこれら難治群を鑑別診断に挙げ、明日からの臨床に対応できるように役立てて頂ければ幸いである。 目次 I.総論 肺線維症の概念と今後の展望 (本間 栄) 画像からみる特発性間質性肺炎の分類 (田口善夫) II.特発性間質性肺炎 1)特発性肺線維症 1 慢性安定期 特発性肺線維症をどう考えるか (増尾昌宏・宮崎泰成・稲瀬直彦) ピルフェニドン単独療法 (坂東政司・佐野照拡) ニンテダニブ単独療法 (豊田優子・西岡安彦) 薬物併用療法(ピルフェニドン+NAC吸入も含めて) (坂本 晋) 酸素療法 (坪井永保) リハビリテーション (海老原賢人・海老原覚) 2 急性増悪期 急性増悪期の病態 (片岡健介・近藤康博) ステロイド、免疫抑制薬 (海老名雅仁) 特発性肺線維症の急性増悪に対してリコンビナントトロンボモジュリンは有効か? (一色琢磨・坂本 晋・本間 栄) 3 肺癌合併 外科療法の適応と術後増悪の予防 (伊達洋至) 化学療法の適応と限界 (髙橋由以・岸 一馬) 2)その他の特発性間質性肺炎 NSIP,分類不能型特発性間質性肺炎 (田畑恵里奈・小倉高志) III.その他の難治性びまん性肺疾患 上葉優位型肺線維症(PPFE)の病態と治療戦略 (渡辺憲太朗) 難治性サルコイドーシスの病態と治療戦略 (四十坊典晴) リンパ脈管筋腫症の病態と治療戦略 (吉川仁美・光石陽一郎・瀬山邦明) 肺胞蛋白症の病態と治療戦略 (井上義一) 肺胞微石症の病態と治療戦略 (萩原弘一) ヘルマンスキー・パドラック症候群合併間質性肺炎の病態と治療戦略 ((海老名雅仁) 閉塞性細気管支炎の病態と治療戦略 (橋本直純・長谷川好規) 連載 ・Dr.長坂の身体所見でアプローチする呼吸器診療 Common Diseaseの身体所見1 喘息とCOPD(長坂行雄) ・症例で学ぶ非結核性抗酸菌症 肺非結核性抗酸菌症に合併する気胸について(朝倉崇徳・他)
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